2010年11月28日日曜日

自転車のリアサス周辺のグリスアップ。

多分、10月の終わりに行った、伊勢神宮サイクリングの時の雨が原因だと思うのですが、ちょっと前からペダリングするとキシキシいやな音がするようになりました。
最初は我慢して乗っていたのですが、先日の京都行き以降一層ひどくなったので、ショックアブソーバをロックアウトして(リジッドにして)乗ってましたが、思いのほか歩道などの小さな段差での突き上げが苦になりましたので、この休みを利用して分解・グリスアップしてみました。


分解してわかったのですが、非常に簡素なつくり、かつ部品の質の低さに気づきます。メッキを施してあるボルト類はベアリングやメタルのような部材を介することなくリンク等と接触しています。そして、そのボルトのメッキの表面は今日日珍しいぐらい荒れてましたw
一応グリスらしきものの痕跡はありましたので、組み付け時には塗ってくれていたんだと思うのですが、シールがまったくない状態ですから、雨の中の走行ではひとたまりもないでしょうw。
さて、グリスですが、本来なら自転車用の定番商品であるシマノのデュラグリスを使うべきなのでしょうが、この自転車にそんな高級品をわざわざ買って与えるのも…なので、むかーし(多分20年近く前w)に使っていたバイク用のモリブデングリスを使うことにしました。
とりあえず部品を洗浄して(メッキの荒いのは本来なら耐水ペーパーでもつかって…という気もしたのですが、なんとなく錆びそうな気もしたのでやめましたw)、グリスをたっぷり塗って組み付けました。
とりあえず緩みがないのを確認して、試走。…音は見事に消えました!その上、スタンディングで加重をかけてスイングさせてみると、以前とは比べ物にならないぐらいスムーズになりましたw。
ためしに10センチぐらいの段差に何もせずに無造作に突っ込んでみたのですが、以前だとサスが動いているのはわかるのですが、何か板バネではじき返されるような「反動」が常にあり、とても緩衝装置とは思えない挙動えだったのが、きちんと緩衝になった、という印象です。
もちろん、サス本体は格安品ですのでスプリングだけで動いているようなものだと思いますが、それでも動きがスムーズになっただけでもやった甲斐があったというものです。

しかし…ということは、新車時のあの「渋さ」は、やはり何かもうおかしかったのか、と思えてきます。まぁ格安で買った自転車ですので、文句言える筋合いではないですが^^;;。
まぁこれで少しずつ、自転車いじりを覚えていけると思えばよいのかもしれませんw。


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