16年目。

今日は阪神淡路大地震が発生して16年目。といっても、私自身は直接被害にあったわけではないので、今日がその日だというのはニュースで気づかされたわけです。

あの日は私は、前日の連休…そう、その当時は1/15が成人式の祭日で、大学時代の友人達と泊まりがけで旅行から帰った翌日だったかと思います。で、実はその時、その友人達の中の一人の酷い風邪を染されて帰宅するなり寝込んでしまったのです。
そんな時、明け方に家が揺れるので目が覚めました。そのときボーとした頭で「あ〜揺れてるなぁ」と思っていたのですが、かなり長い時間が立ってからドン！という衝撃を受けたような強い揺れを感じました。
学生時代のおぼろげな記憶では、確か震源地が遠い地震は初期微動が長くなる…だったはず。という事は、これだけ長い時間が経ってからこんな強い揺れ(本震）が来るという事は、よほど大きな地震に違いない。そう思った私はすぐにテレビをつけました。

しばらくして地震情報が次々と出てきます。その時点で大きな震度が表示されていたのは京都でした（確か震度５ぐらいだったかなぁ）。大学時代の友人達は大丈夫だろうか？と思いつつ、まぁ震度５なら…と軽く考えていました。しかし、その後次第に震源地が神戸で、その凄まじいまでの被害が明らかになるにつれて、その恐ろしさに唖然としてしまいました…

 何年か前に仕事関係の旅行で、神戸に行きました。そのとき、「阪神・淡路大震災記念　人と防災未来センター」と「北淡震災記念公園」に立ち寄ったのですが、改めてその凄まじさとその場に行き会った人たちのそれぞれの「震災」の一端を知る事ができました。
またいつの日か、家族を連れて行く事もあるかと思います。出来ればそこで得た知識が役立つ日が来なければいいのですが、これを伝えるのも人の親の勤めかと思います…。